Raspberry pi を使ってみた

 

  • Raspberry pi について

Raspberry pi (ラズベリーパイ)は、学校で基本的なコンピュータ科学の教育を促進することを意図して作られた、言わば “小型で安価なパソコン”

OSはLinuxが動き、公式サイトからいくつか選択することができる。

機器本体は、Model AとModel Bが販売されていて、Model Aは$25で256MBのDRAM、Model Bは$35で512MBのDRAMがついてくる。

ちなみに私は研究室の先輩が買うのに便乗して買って、イギリスからの送料  + ケース + Model B で5500円支払った。

 

  • 周辺機器について

Raspberry pi は基盤とUSBポートなどがついているだけで、いくつか揃えなければならない機器がある。

私が揃えた機器は以下の通り。

  1. 電源 アダプタ(キンドルの充電器を利用。micro USBならたいてい大丈夫)
  2. HDMIコネクタ(600円くらい?)
  3. SDカード(TS16GSDHC10E、1280円)
  4. 無線LAN USBアダプタ(GW-USValue-EZ、889円)

周辺機器を買う前に本当にRaspberry piで利用できるかどうか確認した方がいい。

elinuxのWikiページで情報が共有されている(例:SDカード)。

実は、私はこれを確認せずにSDカードと無線LAN USBアダプタを買ってしまい、2000弱損した。。SDカードは他に使用用途があるからいいんだけども。

 

接続が終わって、ケースをかぶせるとこんな感じ。

 

 

ケーブルの大きさからわかるようにかなり小さい。

 

初期セットアップは他のページを参照していただきたい。

基本的にチュートリアルに沿えば問題ないと思う。

最初に自分のPCでSDカードにOSをいれなきゃいけないことだけ要注意。

ちなみに起動時に「authorication failure」と言われたら、SDカードがraspberry pi と合ってない可能性があるので、他のを使ってみるといい。

 

  • 今後の用途

とりあえずDNSサーバーとして使ってみたいと思ってる。

他にも温度センサーを取り付けて、室温を測ったりと、今までやらなかったことをやってみたい。

 

それと、IT教育やってる人達は、ノートパソコンじゃなくて、こういう機器で授業やってもいいのかも。

 

DBスペシャリスト試験を受けた

応用情報技術者の合格による午前Ⅰ試験の免除が今回でなくなるので、記念受験してみた。

 

勉強するための時間はたっぷりあったのだけど、いろんなツールで遊んだり、昔の研究の仕上げをしてたりする間に、いつの間にか試験当日になっていた。

3月に買った参考書は1/3しか終わらず、午後Ⅱ試験に関しては一度も問題を見ずに望んだ。

 

なぜスペシャリスト試験の中でもDBを選んだかというと、DBを専門とする研究室にいたから。

自分はDBではなくNLPだったけど、同期や先輩たちの研究を聞いていたから、少しはわかっていて、取り掛かりやすいと思った。

勉強をしてみるとやっぱりその通りで、だいたいは知ってる内容(というより応用情報技術者の人ならほとんどが知ってる??)。

試験勉強 = 取りこぼしをしないように細かい内容を詰める作業だった。

 

実際、試験を受けてみると、そこそこわかった。

午前Ⅱの試験は6割を超えていたのは確認済み。

午後Ⅰが通ってたら午後Ⅱも通っていると思う。

午後問は答えが当日公開されないから6月末の合格発表までのお楽しみだ。

 

試験会場は東京都市大学(旧武蔵工業大学)で、東工大に行くようなノリで行ったら、尾山台から10分強くらい歩かなければならずびっくりした。

東工大と同じノリで行くこと自体意味不明なんだけど。笑)

 

あと、腕時計を部屋から探しだせず、本番は時計なしで望むことになってしまったので、皆さんはちゃんと用意しましょう!!笑

研修が半分くらい終わった

文系重視の研修が終わった。今日からはプログラミングだけ。

なので、ちょっとここまでを反省してみたいと思う。

 

  • 周りから評価された点

ロジカルな考え方ができるところ。

これは自分でも重視している能力で、これからデータ分析の世界に軸足を置きたいと思っている自分としては欠かせない能力だと思う。

そこがそこそこ出来てると周りから思われたのは嬉しい。

 

次に、そこそこ意見するところ。

これは見ての通りで、自分の意見はそこそこ言っている。

しかし、欠点にもつながるのだけれども、周りと衝突する意見については時間の兼ね合いなどを考えて、自分の中にしまってしまうことがあった。

ここは結局、自分に妥協するかしないかなので、ストイックにいきたい。

 

  • 評価されなかった、もっと期待されている点

周りに影響を良い与えること。

たとえロジカルな考え方ができて自分の発言したとしても、それだけではプロジェクトは多少良くなるかもしれないが、チーム全体がロジカルになってさらに良いプロジェクトにはならない。

自分は遠慮してしまい、相手が間違っていても、そのまま流してしまうことがけっこうある。

これは良くない傾向で、間違っていたら間違っているとハッキリ言えるようにならなければならない。

個人では出来ないことをやっているのだから、チームが良くならなければ意味が無い。

 

また、自分の中で判断してしまい、周りに相談しないこと。

例えば、単純な話では「ホワイトボードを使っていいか」という疑問に対して、周りに相談せず勝手に「使っちゃダメ」と判断してしまった。

実は周りに聞けば、一発で「使って良い」ということがわかったのに。

こんな単純なことだけではなく、プロジェクトを進める中で、もっと複雑な状況でこのようなことがあったので、周りに頼るということを意識したいと思う。

周りには自分よりも優秀な人はたくさんいるので、安心して頼っていいのかなとは今さらながら思ってる。

 

  • まとめ

研修で周りが自分を評価してくれる機会があって本当に良かった。

自分だけでは、「もっと周りに相談してくれ」といった要望に気づけなかったと思う。

社会人になれば、周りから評価されるのは当たり前になるのだけれども、今回言われたことはもう言われないようにしたい。

 

菱田屋に行った

東大駒場の近くで一番美味しい定食屋さん。

論文誌に向けた評価実験に関する打ち合わせで大学に行ったので、後輩たちと夕ご飯を食べてきた。

 

まず牛たたきサラダ。うまい。

 

 

次に回鍋肉定食(ご飯大盛)。辛い。でもうまい。

 

 

合わせて、1800円なり。

サラダは評価実験に付き合ってくれる後輩のためにおごったのだ。笑

 

ここは本当におすすめ!

ACL2013に採択された

題名の通り、the annual meeting of the Association for Computational Linguistics (ACL)のlong paperに採択されました。

ACL自然言語処理で最高峰の会議です。

博士課程も行かない自分にこのようなご褒美がもらえるなんて、嬉しいという気持ちとともに申し訳ない気持ちもあります。

 

  • 内容について

論文の内容は、DEIM2013とNLP2013の内容を組み合わせたものとなっています。

2本立てで構成されていて、

  1. 発話が受け手にどのような感情を喚起するか推定する
  2. 受け手に特定の感情を喚起させる応答を生成する

となっています。

 

手法はとてもシンプルで新規性があるわけではないのですが、感情と対話という切っても切りはないせない要素に焦点を当て、今までにない新しいタスクを提案したことが評価されたのだと思います。

特に対話システムの発展においては,なくてはならない要素技術なのではないでしょうか。

 

  • 論文採択について

要因はNAACLで落とされたことを踏まえて、テスト方法を強化したことだと思います。

新しいタスクなので、イチャモンをつけられやすく、「その評価方法妥当なの?」「テストデータはそれでいいの?」とか色々言われないよう気をつけました。

M1全員を動員し、テストデータの作成と評価を行なってもらったかいがありました。

 

またNAACLでは、ある程度自分で英語を書いたら、レビュアーに「英語が使える人にチェックしてもらったほうがいいよ」と言われてしまいました。

それを踏まえ、今回は最初から先生方に任せ、クジラに添削を依頼して完璧な文章力にしたのも大きかったように思います。

 

よく言われることですが、本命の会議に出す前に他の会議に出しておいて、弱点を見つけることは非常に重要だと実感しました。

 

  • 感想

何度もこのブログで言っていることですが、私の研究の8割は先生方の貢献で、私は残り2割を頑張ったに過ぎません。

そんな環境で研究できたことも感謝だし、先生方には一生感謝していると思います。

 

博士課程には進まなかった私ですが、いつでも大学に戻れるよう準備はしておくことにします(苦笑い)

 

修了した

大学院を無事に修了した。

2年間の感想を書こうと思う。

 

 

東工大の研究室が嫌で、たまたま東大受けたら受かって配属されたのが喜連川・豊田研究室。

教授はいわずとしれたデータベース界のラスボス。准教授はSLコマンドで有名。

そんなことは知らずに自然言語処理関係の論文を出していたので選んだという安易な選択。入ってみればデータベースの研究室で驚いた。笑

でも、研究室には自然言語処理の研究に従事している方(当時はポスドク?)が2人いたので一安心。

結果的にはデータベースのことも学べて、NLPのことも学べて得だったかもしれない。

 

同期はというと非常に優秀でさすが東大にくるだけのことはあると思わざるを得なかった。

しかも、とてもいい人たちで良かった。

社会人になっても付き合っていきたい仲間。

 

M1の頃はプログラミングして遊んでた勉強してた。

輪読は週1であって、ビショップ本とデータベースの本を読んでいて、ビショップ本に殺されそうになった。笑

自分達で選んだんだけど、難しすぎた。あれを完全に理解するのはきついわ…

 

研究のテーマはM1の3月くらいに正式決定。

かなりぶっ飛んだテーマで、けっこう大変だったけど、10月の研究会、3月の全国大会でそれぞれ賞をもらえたので、頑張ったかいがあったかな。

国際会議は1つダメで、もう1つは今査読されている最中。

現在、論文誌も書いてる(春休みなんてなかった)。

 

修了して思うのは、とても良い研究室に入れたということ。

先生方のサポートもすごくて、発表練習には4,5人が付き合ってくれる。

これだけの人数が集まれのはそうそうないんじゃないかな(そもそも普通の研究室には先生が5人もいない)。

研究では自然言語処理に従事している先生が常にお世話をしてくれるので、非常に助かった。

あとは、計算機環境がすごい。

メモリ256G、仮想コア24個のマシンが複数台あって、それが自由に使える。

計算機クラスタもあるので、Hadoopとかも使えちゃう。

あとあと、ブログデータが何年間も蓄積されてたり、Twitterデータも数年間蓄積されている。

こんな研究室、他には間違いなくないと思う。

本当に、ここに入れて、とても運が良かった。

運だけはいいんだよな。

 

 

そういうことで、4月からは六本木でエンジニアします。

大変だろうけど、2年間で得た貴重な体験を手に頑張ってきます!

 

京都に行ってきた

大学の同期と京都に旅行してきた。

プランとかは誰も立ててなくて、かなり行き当たりばったりだったけど楽しかった。

 

とりあえず銀閣寺と鴨川でご飯という2つの目的は持ってたのので、それを達成するべくみんなをディレクション。

まず京都駅でお昼ごはん。京都にきた気分になれた。

 

それから伏見稲荷大社に。

広すぎて途中で折り返した。笑

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夜ご飯は鴨川沿いで。

料理の写真は撮り忘れた。。

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次の日は銀閣寺へ。

やっぱり金閣寺に比べるとインパクトに欠けるなぁ。

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昼ごはんは湯豆腐を。

金銭感覚が狂ってきた…

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途中で抹茶も飲んだ。

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夜は清水寺に。

一眼レフを持って行ってよかった。

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最後の日は大阪。

お好み焼き、串かつ、たこ焼きを食べた。

串かつは安っぽかったかな。

 

 

社会人になっても旅行に行きたいな。