修了した
大学院を無事に修了した。
2年間の感想を書こうと思う。
東工大の研究室が嫌で、たまたま東大受けたら受かって配属されたのが喜連川・豊田研究室。
教授はいわずとしれたデータベース界のラスボス。准教授はSLコマンドで有名。
そんなことは知らずに自然言語処理関係の論文を出していたので選んだという安易な選択。入ってみればデータベースの研究室で驚いた。笑
でも、研究室には自然言語処理の研究に従事している方(当時はポスドク?)が2人いたので一安心。
結果的にはデータベースのことも学べて、NLPのことも学べて得だったかもしれない。
同期はというと非常に優秀でさすが東大にくるだけのことはあると思わざるを得なかった。
しかも、とてもいい人たちで良かった。
社会人になっても付き合っていきたい仲間。
M1の頃はプログラミングして遊んでた勉強してた。
輪読は週1であって、ビショップ本とデータベースの本を読んでいて、ビショップ本に殺されそうになった。笑
自分達で選んだんだけど、難しすぎた。あれを完全に理解するのはきついわ…
研究のテーマはM1の3月くらいに正式決定。
かなりぶっ飛んだテーマで、けっこう大変だったけど、10月の研究会、3月の全国大会でそれぞれ賞をもらえたので、頑張ったかいがあったかな。
国際会議は1つダメで、もう1つは今査読されている最中。
現在、論文誌も書いてる(春休みなんてなかった)。
修了して思うのは、とても良い研究室に入れたということ。
先生方のサポートもすごくて、発表練習には4,5人が付き合ってくれる。
これだけの人数が集まれのはそうそうないんじゃないかな(そもそも普通の研究室には先生が5人もいない)。
研究では自然言語処理に従事している先生が常にお世話をしてくれるので、非常に助かった。
あとは、計算機環境がすごい。
メモリ256G、仮想コア24個のマシンが複数台あって、それが自由に使える。
計算機クラスタもあるので、Hadoopとかも使えちゃう。
あとあと、ブログデータが何年間も蓄積されてたり、Twitterデータも数年間蓄積されている。
こんな研究室、他には間違いなくないと思う。
本当に、ここに入れて、とても運が良かった。
運だけはいいんだよな。
そういうことで、4月からは六本木でエンジニアします。
大変だろうけど、2年間で得た貴重な体験を手に頑張ってきます!